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あきない知っ得情報TOP=施策バックナンバー一覧=10年5月人材橋わたしと魅力発信レポート

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人材橋わたしと魅力発信レポート

人材橋わたしは、数多くのメニューが揃った人材対策事業です。魅力発信レポート支援のように、単なる人材確保のための施策に留まらない活用も可能です。

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やる気のある人材を求める中小企業と、やりがいのある仕事を求める人との出会いをサポートするため、国は昨年度より人材対策事業「人材橋わたし」を行っています。

今回は「人材橋わたし」の概要と、「人材橋わたし」のうちの「魅力発信レポート作成」について触れたいと思います。

1.人材橋わたしの概要

中小企業は大企業と比較して、求める人材を確保するという点において厳しい面がありました。しかし、今般の雇用情勢の変化は、中小企業が将来の中核人材となりうる人材を確保するチャンスと捉えられています。新卒者の内定状況が大変厳しい状況の中、雇用の受け皿として中小企業に大きな期待が寄せられており、そのような中、「人材橋わたし」が実施されています。

「人材橋わたし」は、中小企業と仕事を求める人との出会いをサポートする「橋わたし」と即戦力の人材を育てる「実践型研修」の2つの柱から成り立っています。

<図:人材橋わたし>

図解説

「橋わたし」では合同就職説明会の開催や企業の現場を体験するバスツアー事業、国内外でのインターンシップ等を実施しています。「実践型研修」は、中小企業の従業員のスキルアップや職を探している方へスキルを身に付けてもらうため、ものづくり分野や太陽光パネルの設置工事の分野といった分野別の研修を実施するものです。

「人材橋わたし」には、多くの事業があり、合同就職説明会や実践型の研修事業等は全国各地で実施されています。

2. 魅力発信レポートの内容

上記の「人材橋わたし」の中に「魅力発信レポート(以下、レポート)作成」というものがあります。この事業は、中小・小規模企業が必要な人材確保等を行っていくため、自社の魅力ある企業情報を発信するレポートの作成を支援するというものです。

具体的には、企業の競争力の源泉である人材や技術、知的財産、顧客ネットワーク等といった目に見えにくい経営資源(知的資産)を明らかにし、事業展開における価値の創造や将来ビジョン等をレポートにとりまとめることで、人材の確保や社内マネジメントへの活用による経営力向上を図ります。作成に当たっては、レポートの作成に精通した中小企業診断士のサポート等が無料で受けられます。

<図:魅力発信レポートの専用サイト>

図解説

URL:http://miryoku.smrj.go.jp/

実はこの事業、筆者の私も作成の支援を行いました。

元々、企業の魅力を発信することによって、優秀な人材の採用を手助けすることがレポートのメインの役割だと思っていましたが、作成支援を行った支援先からはいろんな感想をいただきました。以下でいくつか利用者の生の声をご紹介します。


【魅力発信レポートによる効果】

@従業員

  • 作成したレポートを全従業員に見てもらったが、従業員でも会社のことで知らないことがあった。また勤続年数が長い者でも意外に自分(経営者)の考えを理解していないことがわかった。
  • そのことから、自分も従業員に案外言っているようで言っていなかった、伝わっていなかったこともあることがわかった。
  • 会社の目標がレポートで明文化・明確になったことによって、従業員のモチベーションが上がったような気がする。

A顧客

  • 事業の全体像が理解してもらえ、競合他社との違いが明確になったという意見をもらった。その上で、こういうこともできますかという依頼も増えた。
  • この結果、レポートが営業ツールにも使えることがわかった。

Bパートナー企業

  • レポートを配って、説明も行ったことによって、会社のことがすごくよく分ったという感想を得た。
  • レポートから現状のみならず、今後の事業展開もわかるので、将来的な協力体制への準備が図りやすいという意見があがった。

C取引金融機関

  • 取引金融機関に提出したが、喜んでもらっている。それ以来、以前にも増して担当者が足しげく通ってくれるようになった。

【今後のレポートの活用について】

@人材採用時の資料として

  • 人材採用の時に活かしたい。レポートは会社の具体的イメージがつきやすい資料だから。

A新規顧客開拓のツールとして

  • 顧客の新規開拓を進めるためにレポートを使っていきたい。新規開拓の際に、中小企業はまずどういう会社であるかという説明をする必要があるが、レポートは会社や商品・サービス等の説明を雄弁にしてくれる強力なツールになっている。

B会社案内のような資料として

  • 通常の会社案内は若干堅い感じがし、悪く言えば四角四面の印象がある。しかし、性格上それは崩せないものとなっている。これに対し、レポートは、その内容や構成に躍動感があり、会社や社長の感情というものを感じることができる。つまり、それらの考え方が理解できる良いツール。ファンを作るのにも良い資料。

【その他の意見・感想】

  • 国が予算を付けて行っている事業なので、ある意味、お墨付きにもなっている。これがいい!!
  • 外部から専門家が入ることによって、社内での見方と違った会社や事業に対する見解が得られることは新鮮だった。
  • 他の企業もレポートを作成すべきだと思う。特に、一般的に営業が弱いとされている技術を売り物にしている企業ほど、この支援策を利用すべき。
  • 資料というものは渡した相手のみならず、さらに多くの人に雄弁に説明をしてくれる。つまり、資料(魅力発信レポート)が一人歩きしてくれる。

皆さん、いかがでしょうか。実際に魅力発信レポートを作成された企業では様々なメリットを感じているようです。

魅力発信レポートは、おおざっぱな表現をすると、知的資産経営報告書に当該企業の人材育成方針を加えた計12ページの企業をアピールするための資料です。実物の魅力発信レポートは上記の専用サイトから見ることからできます。是非ご覧ください。






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