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あきない知っ得情報TOP>>FAQ情報化>>失敗事例−地域経済編1)ITはしょせん省力化に過ぎない、という見方

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情報化編一覧
■失敗事例−地域経済編1)ITはしょせん省力化に過ぎない、という見方
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質問

大企業だけではなく、地方の中小零細企業にもITの導入をしたほうが良いという、色々と提案が来ています。
規模の大きな大企業は必要かもしれませんが、しょせんは省力化やコスト削減の効果に過ぎないことから、当社のような零細企業には関係ないのではないですか?
また、コンピュータやソフトを入れても、直接利益を生むわけではないと思うのですが、どうでしょうか。

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答え

コンピュータは当初、省力化やコストダウンの色合いが強かったですが、次第に売上アップや利益を高めていくための有力なツールと発展するようになりましたので、社内での取り組み方も、「ウチには関係ない」から、「今の段階から何ができるのか」といった観点から進めていくと良いでしょう。

イラスト 10年くらい前までは、コンピュータは事務処理や給与計算など事務処理の効率化ツールの色合いが強く、人件費の削減や作業期間が短くはなりますが、直接的に売上が伸びる効果はありませんでした。そのため、インターネットや電子メールが普及しても、いまだに「ITは経営に関係ない!そろばんがコンピュータに変わったくらいだろう。」といった認識も少なくありません。

ところがコンピュータの技術が進み、ハード・ソフトともに色々な機能が増えてきた結果、現在では企業経営に以下の役割をもたらすようになりました。

1) 効率的に業務を進めていく。
・ムダな在庫を持たないように、パソコンで管理する。
・月次決算や資金繰りを早く出し、経営状況が一目で見えるようにする。
・元請けや親会社などと生産管理を行って、適切な生産量を製造していく。

2) 社内のコミュニケーションや風通しを良くする。
・電子メールや社内向けのイントラネットなどで、情報伝達の効率を良くする。
・技術や知識を共有化して、ベテランの技能を伝承する。
・意思決定のスピードアップを図る。

3) お客様の満足度を高める。
・ホームページを通じて、顧客に効率的に情報伝達を行う。
・顧客の販売履歴や好みなどを収集・分析して、提案内容のレベルアップや訪問を増やす。
・生産・物流納期の見える化を行い、インターネットで状況を確認できるようにする。

4) 新しい商売を行う有力なツールとなる。
・ホームページの問合せを通じて、新規に顧客開拓を行う。
・設計/デザインの3次元化によって、デザイン性を上げるほかにも生産効率を高める。
・海外企業や他業種の企業との連携を進める。

5) 社員の人材育成を支える。
・e-ラーニングツールで、自由な時間に研修や自己研鑽を図る。
・社員のスキルの棚卸を行い、より適性の高い業務にシフトする。

などといった効果がありますことから、コンピュータは当初、省力化やコストダウンの色合いが強かったものの、次第に売上アップや利益を高めていくための有力なツールと発展するようになりました。そのため自社社内での取り組み方も、「ウチには関係ない」から、「今の段階から何ができるのか。」といった観点から進めていくと良いでしょう。

特に地域経済の企業では、生活している土地に大きく依存していることから、必然的に事業の成長より存続のほうにウエイトを置く傾向が強くなりますが、厳しい経済環境の中では常に新しい対策や挑戦を行っていかないと、存続すら厳しい状況になっていくのは否めません。
今までですと、まずは企業として生き残っていくためには、コストダウンに目を向ければ良かったですが、今後は立ち行かなくなってくる懸念が高まりますので、売上を増やしながら併せてコストダウンを図ることが欠かせなくなってきます。

そのため、安易に社員を増やしますと固定費が増えて経営が難しくなりますので、IT化を進めていきながら、限られた人員で生産性を高めて効率化を行っていき、併せて新しい事業の企画・運営を進めていきながら、顧客との取引拡大を図っていくのが望ましいでしょう。
実現のためには、社内の業務内容や役職から生まれるカベを取り払い、情報の共有化を進めて風通しの良い組織としながら、社員の能力を生かしていくことが欠かせないでしょう。

そのためには、自社及び業界で抱えている課題を認識し、自社の解決策やセールスポイントを設定していくことが望ましいでしょう。
例えば住宅着工戸数が減少しているため、全国の住宅業者や工務店では苦戦しておりますが、逆に耐震強度の解析や3次元CADの設計による活用で、提案力を高める契機でもありますので、まずは今の段階で出来るところから1つずつ取り組んでいくと良いでしょう。



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