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あきない知っ得情報TOP>>FAQ情報化>>失敗事例−7 今の業務に合わせすぎるオーダーメイドのシステム

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情報化編一覧
■失敗事例−7 今の業務に合わせすぎるオーダーメイドのシステム
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質問

貸倉庫を営んでいます。すでにコンピュータ化に取り組んでいますが、もっときめ細かで精度の高い在庫情報や入出庫情報の管理ができるように、さらには燃料高の影響で配車や運行状況情報化を進めていきたいと思います。
ところが現場の社員からは、少ない人員で一時的に業務の難易度が急に上がることから強い不安を覚えているため、今までの業務や画面周りとあまり変わらないよう、オーダーメイドのシステムにしたい、といった要望が高まっています。
ところが開発期間がかかり、費用もパッケージソフトを使うよりはるかに高額になりますことから、先送りにしようかと思うのですが、どうでしょうか?

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答え

基本的に、オーダーメイドでシステム開発を行いますと費用が高額になるほか、急な企業環境や社会の変化に対応が難しくなりますので、現場の要望がありましても、可能な限りはパッケージソフトで対応し、業務のほうをソフトに合わせていく努力が欠かせないでしょう。

イラスト倉庫業や物流業では、間接部門の少ない人員で多くの業務が行えるよう、前からIT化やコンピュータ化は進んでいましたが、80年代や90年代に導入したオフコンなどのオーダーメイドのシステムを導入して、身動きが取れない場合も少なくないようです。
それでもだましだまし使い続ける場合がありますが、燃料高やサービスの多様化の中で限界に近いことは否めません。
システムを入れ替える場合、業務の流れに照らし合わせ、今の業務に比較的近いパッケージソフトなど導入することになりますが、中には特殊なモノの取り扱いにより、実際の業務に合わないケースが出てくる場合もあります。
こうした場合に、従業員から
「ウチは業務が特殊な面もあり、業務や画面周りが変わってしまうと混乱するため、やはり今まで通りの操作性で、オーダーメイドで新規に機能を追加してはどうか?」
といった要望があがり、その通りになることも少なくありませんが、その場合多くはコストが必要以上にかかりすぎて、失敗することも珍しくありません。

パッケージソフトとオーダーメイドは、洋服の既製品とオーダーメイドの関係に近く、パッケージソフトの場合は、

・「服のサイズに、自社の業務を合わせる。」ことと似ている。
・業務を全面的に見直す場合も多く、ある意味「窮屈・不便」になることも少なくない。
・結果としては先進的な方法を取り入れることができる。
・費用がオーダーメイドに比べて安価
・システム変更や追加導入が容易
・受け入れる側の努力が欠かせない。
といった特徴が挙げられます。
逆にオーダーメイドによるシステム開発は、

・既存の業務に合わせてくれるため、現場の負担が少ない。
・必要な機能が実現される。
・開発費のため費用が高い。
・システム変更や追加が大変になる。
・本来は合理化が必要な点でも、そのまま合わせてしまい、本来なすべきことが先送りになる。

といったリスクを持っていますので、留意すると良いでしょう。

ここで注意するポイントとして、
・必要以上にオーダーメイドにこだわりすぎると、費用が高くなる。
開発費用がかかりますことから、必要以上にシステム開発を行いますと費用が高くなり、効果が薄れてしまうほか、急な企業環境や技術の変化に対応できないリスクがありますので、留意しましょう。

・企業規模や体力を考え、パッケージソフトを極力活用する。
コストをある程度抑制しながらも、限られた人員や資金で業務を処理していくためには、出来うる限りはパッケージソフトを活用し、ムリなところは独自のノウハウか手作業も辞さない、というようにしていったほうが望ましいでしょう。

予算が十分にある大企業とは、事情や環境が大きく異なることから、知恵やノウハウなどをうまく活用していくことが問われています。ITを「万能のツール」として見るのでなく、規模と予算の範囲内で活用していくツールとして見ていくのが望ましいでしょう。








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