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情報化編一覧
■失敗事例−3 過大投資 高いから安心
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質問

製造業です。特注品を作っているため利益が出ているのですが、
「良いものを作れば売れる」
「良いものを作るには、良いものを使わなくては」
という思いから、設備のほかにもコンピュータのハードなどもまめに高いものを入れ替えていますが、他の設備と比べると元が十分取れずに高いと感じるようになりました。
逆に社用車や設備機器は「高いから安心」という感じはあるのですが、IT投資はそういうわけではないのでしょうか?

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答え

IT投資は数年で陳腐化する場合が多く、「高いほうが使いこなそうと思う。」「税金を払うより費用のほうが。」というよりも、身の丈にあったハード・ソフトを選んで確実に使いこなすことを考えていきましょう。

イラスト会社のほうが順調なのは何よりですが、ことコンピュータのハードやソフトなどのIT投資は、数年で陳腐化してしまう場合も少なくないことから、設備や社用車のほうに「高いから安心」ということには、なかなかなりません。 それでもIT投資で、「本来ムダになると分かっていても、先行きへの不安からかあえて高いものを選んでしまう。」という理由は、以下のものがあるようです。

1)高いハードやソフトのほうが「必ず使いこなそう」という意欲が高まる
高いもののほうが「これだけ費用をかけたので、元を取るために何とか覚えなくては」といった動機が働きやすく、勉強しようといった話をよく聞きますが、実際には活用された例はあまり聞かず、ムダになってしまうパターンのほうが多いようです。

2)税金を納めるよりは、費用で使ってしまったほうが良い
かつてはパソコンなど情報機器の一括償却が認められていたため、節税対策で使ってしまう、ということも珍しくありませんでした。 こうした背景から「税金で納めるよりは、必要なものは費用として計上したほうが」というようになる傾向が多いように見られます。

3)業者からの提案にそのまま応じた
「他社も導入している。」
「何となく効果がありそうだ。」
とあいまいな根拠のまま、業者の提案のままに導入したため、必要以上の構成になっていることも珍しくありません。 こうした場合、たとえでいいますと軽トラックで十分なところを、大型のダンプカーを走らせることと共通しています。

一見するともっともな理由があるように思いますが、費用対効果から見ますともったいないですし、現在では社会環境や経済環境が変わっていることから、それぞれ以下のようにお金の使い方を見直していったほうが望ましいでしょう。

1.「高いほうがより勉強して使うだろう。」という見方
ハードやソフトは年々性能が良くなりますし、価格も下がっていきますことから、いきなり高いものを買うよりも、「安くて簡単なものから徐々に覚えていく。」というようにしていったほうが合理的でしょう。

2.税金で納めるより、費用で使ってしまうという考え
脱税は犯罪ですが、税務署の側でも必要なものは調達する、という良い意味での節税対策は推奨している面もあります。 しかし無理に費用として計上するよりは、素直に税金を払ってしまったほうが、急な融資などの際に金融機関の信用がつくなど、対外的な効果としてプラスになる面がありますし、今後の景気動向のリスクなどを考えますと、無理に費用を使わずに現金を持っていたほうが良い場合もありますので、慎重に検討すると良いでしょう。

3.業者の言いなりになりやすい場合
「あれもこれも必要だ」となるのではなく、現場で確実に活用されるためにも、 「今の段階ではこれだけは欠かせない。」 といった形で、優先順位と内容をあらかじめ決めておくと良いでしょう。

少なくとも「高いから安心で、おそらく何か効果があるだろう。」と希望的観測で、本来の企業規模や売上からかけ離れてしまう場合には、経営の本来の目的である、必要な支出を通じて、最大の利益を上げることをなおざりにしてしまいますので、注意が必要です。







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